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投資について
投資のタイミング

様々なナノテクノロジーの分野において多くの特許が成立、または出願されており、これに基づき事業化を目的とした研究開発、さらには事業化に移行する動きが活発化しています。米国では、投資対象分野としてポストITという位置づけでナノテクノロジーに対する期待が高く、数多くのナノテクベンチャーが設立されており、毎月1〜2回、各地で大規模なナノテク投資カンファレンスも開催されています。日本においても大学発ベンチャー設立が多く設立されており、現在から今後数年間が、プライベート・エクイティ投資として最も投資リターンが期待できるタイミングだと考えます。


投資対象

ナノテクパートナーズは、基礎研究を終え、その技術の用途・製品への適用手段、市場参入へのビジョンが明確になった段階の企業に対して投資、支援を行います。
投資は、素材そのものから、IT、エネルギー、環境、ライフサイエンス等の用途関連、また計測・分析装置等のツールまで、分野にこだわらず、ナノレベルの技術に関与するあらゆる企業を対象として検討致します。
その中でもフラーレンやカーボンナノチューブ等、ナノカーボンの分野に関しては、三菱商事株式会社、FIC社と共に世界的に知見と強みを持つ分野であり、精力的に取り組んでおります。基礎的な素材としてのナノカーボンはそのユニークで優れた特質の数々から、電子・光学部材、電池材料、医薬品や化粧品、コーティング材や添加剤として、様々な用途への展開が可能なポテンシャルを秘めており、ナノテクパートナーズとしてもこれまで世界初のフラーレンの大量合成会社フロンティアカーボン社や二層カーボンナノチューブの研究開発を行う米国Tailored Material Corporationに投資するなど、これらの分野の事業化支援には特に注目していきます。


投資戦略

ナノテクパートナーズの強みは、実際にナノテクノロジーの事業化の経験を有する、強力なパートナーとのアライアンスにあると言えます。
ITベンチャーの状況と異なり、ナノテクノロジーの事業化の為には、大きな設備や大量生産のノウハウ、ビジネスを行う上でのネットワーク等が極めて重要なポイントとなっており、ベンチャーの成長の前に横たわる「デスバレー(死の谷)」の要因となっています。
ナノテク事業化に関する知見と幅広い対象業界と接するネットワークを持つスポンサー三菱商事株式会社、実業としてナノテクの事業に取り組み、確かな技術評価が可能な投資家の三菱化学株式会社、本荘ケミカル株式会社、またアメリカにおけるネットワーク、ノウハウを持つ米国フラーレンインターナショナル社やこれを通じた米国のR&D会社MER社、特許ビジネス会社RCT社等、ナノテクパートナーズはこれらのパートナーと協力しながら活動を進め、投資先の支援を行っていきます。


投資基準

企業としてはかなり早い段階で投資を行うことから、事業計画上の数字以上に、以下のような定性的な要因を重視しています。

  • グローバルな視点から技術的優位性があること
  • 知的財産権が確保されていること
  • 確固としたビジネスモデルを有すること
  • 想定される将来の市場規模が十分大きいこと
  • 製造技術が確保されていること
  • マネージメントの資質
  • 企業とマネジメントの利益関心の一致が図られていること
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