(シーマナノテク社)
Cima社は、ナノ金属微粒子、特にナノ銀粒子の大量生産・拡散技術と用途開発を行っています。米国3M社のスピンオフであるAveka社とイスラエルのベンチャーであるNanopowders Industriesの技術の融合により、微粒子とその分散体を、安定して安価に製造する事ができ、また設備拡張も容易という優位性を持ちます。この技術は広範囲に及ぶ金属、用途に応用が可能ですが、インクジェットによるナノ粒子プリント、導電性超薄膜コーティングに焦点を当て、主に各業界の日米大手とパートナーを組みながら、用途開発、マーケティングを進めています。特に日本市場を重視、2004年には酸化鉄で定評のある戸田工業株式会社と共にトダ・シーマナノテクノロジー株式会社を設立、国内のサポート体制を強化しました。
2005年にU.S.-Israel Science and Technology Foundationによる"Most Innovative Israeli Nanotechnology Companies"を受賞しました。
(イマーゴ・サイエンティフィック・インスツルメンツ社)
Imago社は独特の新世代3次元顕微鏡システムの開発・製造・販売を行っています。同社のLEAP® (Local Electrode Atom Probe)システムでは300万の原子データを集めて、3Dコンピューター・グラフィックスで原子を表示します。この技術は世界でも数少ない企業しか有しておらず、同社製品はその中でも、競合他社製品より解析スピード(100倍)、解析容量(数十倍)という圧倒的な優位性を有しています。原子タイプごとに色づけられた各原子を短時間で観察するこの技術は、多くの分野でより効果的で詳細な分析を可能とし、製品開発の為に極めて有効なツールとなると期待されます。1998年11月に米国、ウィスコンシン州に設立されました。
(プラスティックロジック社)
プラスチックロジック社は、英国ケンブリッジ大学のキャベンディッシュ研究所のスピンアウトベンチャーとして設立され、既存技術よりシンプルな工程で安価に製造可能と期待される、インクジェットによる有機トランジスタの回路形成の研究開発を推進しております。現在、同研究所発の強い特許ポジションをベースに大手のパートナーと組みながら、e-Paperや電子ラベル等のTFT基盤の開発を進めており、将来的にはより高度なフレキシブルディスプレイのTFT基盤への応用を狙います。英国ケンブリッジに所在。
(インフェーズテクノロジーズ社)
インフェーズテクノロジーズ社(米コロラド州)は、2000年にルーセントテクノロジー社ベル研究所よりスピンオフされたホログラフィック光記録メディア及びその再生録画装置の研究開発ベンチャーです。インフェーズ社は、ホログラフに関する記録メディア、記録方式、レーザー光学設計、ドライブ設計の領域に関して圧倒的な技術的優位性を持っております。インフェーズ社は、次世代データ記録装置開発において保有する基礎科学とエンジニアリングのノウハウを有効に活用して先進的な立場を確立しており、2006年には世界初の商業用ホログラフィック記録システムを導入すべく現在、研究開発を進めております。
(ナノ フュージョン社)
ナノ フュージョン社は2004年3月に設立された、マイクロ流体製品の開発・販売を行うベンチャーです。同社の電気浸透流原理に基づくマイクロポンプ及びマイクロ流体制御デバイスは、広範囲の圧力・流量特性を超小型・低電圧駆動で実現できるため、従来考えられなかったコンパクトかつ安価なシステムを実現します。近い将来需要が急拡大する見込みの携帯型燃料電池などのエレクトロニクス分野や、バイオ・医薬・環境分野における研究開発、分析、診断など幅広い用途が期待され、既に大手パートナーによる実用化へ向けた評価段階に入っています。東京大学駒場オープン・ラボラトリ内に所在。